農薬の開発は、最短で8年かかる

農薬の開発は、全てが順調に進めば、"最短で8年"が可能だが、これは理論上の計算であって、現実はそう甘くはない。

日本の稲作にとって、いもち病が最大の病敵である。

これはつまり、農薬メーカーにとっては、優れたいもち剤を開発できれば、たくさん売れてもうかる、ということである。

住友化学でも、何とかいい剤を開発しようと、試行錯誤を繰り返していたのだが、76年に、非常に有望な化合物がみつかった。

シャーレを使った第一次の薬効スクリーニングでは、あまり目立った成績ではなかったが、実際の植物を使った試験では、きわめてシャープな効果が確認された。

特徴として浸透移行性に優れていること、ベーパーライズ(蒸散)しやすいこともわかった。



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このページは、-が2018年6月25日 10:45に書いたブログ記事です。

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